健保からのお知らせ

2017/4/3

(健康づくりWEBかわら版2017年4月号)春野菜でデトックス!

(転載)日本予防医学協会
    健康づくりWEBかわら版 2017年4月号より
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   春野菜でデトックス!
                                       
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日本の風土の特色といえば四季があることですね。
私たちの身体はその自然の恵みに沿った四季のサイクルで生理的
にバランスをとっており、冬の間には新陳代謝が鈍り、老廃物や
毒素を体の中に溜めこんでしまいがちです。
そして、旬の食材には、それぞれの季節を生き抜くために必要な
栄養成分がたくさん詰まっています。
そこで今回は『春野菜』に関するお話です。
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★  今が旬の春野菜  ★   
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春野菜には、寒さがまだ厳しい時期に芽を出し、成長するための
栄養素が豊富に溜めこまれていて、生命力が溢れています。
苦みがあるものが多いですが、この苦み成分(植物性アルカロイ
ド)には、体内の老廃物や毒素を排出してくれる働きがあります。
また、ビタミン・ミネラルも豊富に含まれているので、免疫力ア
ップや疲労回復の効果も期待できます。

【 春もの 】
新じゃが、新たまねぎ、春キャベツ、春にんじん、春しいたけ

一年中店先に並ぶ野菜にも、この時期に出回るものだけは特別
に「新」や「春」といった冠をつけて呼ばれるものがあります。
いずれも通年出回るものに比べ皮が薄く、甘くてみずみずしい、
そして柔らかいのが特徴で、玉ねぎ、キャベツ、にんじんは、
生のままでもおいしく食べられます。

【 山菜と野草 】
たらの芽、わらび、こごみ、うるい、行者にんにく、ぜんまい、
ふき、つくし、よもぎ

人の手で栽培される野菜に対し、山野に自生し食用される草木を
山菜と呼びます。春の山菜は、特に栄養豊富で苦味や渋みが強い
ものが多いです。山菜に含まれる栄養は、冬の間に溜まった老廃
物を排出し、体を冬の眠りから目覚めさせてくれます。

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★  3段階の旬の味わい方  ★   
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時期により味わいが変わるのも野菜の魅力の1つです。

・走り…出まわり始める2週間ほど。水分が多く柔らかい時期。
    大きくカットし、みずみずしさと柔らかな食感を味わう
    サラダなどそのまま生で食べるのもおすすめです。
    また、野菜自体に水分が多く柔らかい為、茹でる・蒸す
    よりも油で炒めるかグリルで焼くほうが美味しいです。
   ○4月が走りの野菜 アスパラガス、レタス、そら豆

・盛り…出荷量が増え、その野菜の最も美味しい時期。
    栄養価も高まり、繊維の強さや香りも丁度良く、どのよ
    うに食べても美味しく食べられます。    
   ○4月が盛りの野菜 筍、セロリ、グリンピース、絹さや

・名残…終盤に入る2週間ほど。水分が切れ、皮の張りや種が
    目立つ時期。繊維が硬くなる為、繊維を断ち切るように
    細かくカットし、煮る・蒸す等、水分をプラスしてじっ
    くり火を通し、柔らかく調理すると美味しいです。
   ○4月が名残の野菜 菜の花、せり、水菜、韮、根みつば
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★ 春野菜の栄養成分 ★   
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≪ほとんどの野菜に含まれる栄養素≫
○カリウム  余分な塩分の排泄、むくみ防止に効果的 
○食物繊維  (不溶性)便秘解消、デトックス効果
       (水溶性)糖質・脂質の吸収緩和、LDL減少効果
○ビタミンC  抗酸化作用、がん予防、ストレス緩和、免疫力UP

≪春のおすすめ野菜の代表的な栄養素≫
【にんじん】
○βカロチン (ビタミンA)粘膜や肌の保護、免疫力UP

【キャベツ】
○ビタミンU  胃酸分泌抑制、胃腸粘膜の新陳代謝の活性化
○ビタミンK  カルシウムの吸収率UP、歯・骨を守る
○カルシウム 骨粗鬆症予防、ストレス緩和

【玉ねぎ】
○硫化アリル 殺菌作用、B1の吸収率UP、新陳代謝向上

【アスパラガス】
○ルチン     ビタミンC吸収率UP、毛細血管強化作用
○アスパラギン酸 新陳代謝の活性化、疲労回復、蛋白質の合成

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★ 春野菜の美味しい食べ方 ★   
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【旬の野菜×旬の海産物】
○たけのこ×わかめ  (煮物、酢味噌あえ、澄まし汁 など)
○春キャベツ×あさり (スープ、パスタ、炒め物 など)

旬の野菜は、新鮮でおいしく、栄養価が高いうえに、たくさん
出回るため安価と、良いことずくめですね!
今では一年を通してお店に並ぶ野菜が多いですが、是非、太陽と
大地から最高の恵を受けて育った旬の春野菜が持つ生命力とみず
みずしさを取り入れて、デトックスしましょう!    
                          以 上