健保からのお知らせ

2022/1/5

(健康づくりWEBかわら版2022年1月号) 『マスクの下のオーラルフレイル・口臭の改善』

(転載)日本予防医学協会
    健康づくりWEBかわら版 2022年1月号より
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    マスクの下はカッチコチやで! 
         
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マスクを外したとたんに、口を大きく開けたりすぼめたりして、
顔の筋肉をほぐすような行動を自然としていませんか?マスクを
着ける生活が長引き、顔の筋肉が凝り固まってきたり、顔が老け
てみえる、或いは口臭を感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今月は『マスクの下のオーラルフレイル・口臭の改善』に
関するお話です。

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★ 老け顔とオーラルフレイル ★
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マスクをつけていると、常時軽く押さえつけられていることもあ
り、顔の筋肉の運動が極端に減っていることを実感します。

頬や口角が下がり気味になったり、顔の筋肉が動かしにくいだけ
でなく、口も動かしにくくなると口腔機能の虚弱、噛んだり飲み
込む力などが衰える『オーラルフレイル』という、肺炎や栄養不
足につながる全身の問題へと繋がっていきます。マスクは表情筋
の衰えだけでなく、この「オーラルフレイル」口腔機能の低下に
も拍車をかけているように思います。

※『オーラルフレイル』に関しては過去に掲載記事があります。
2018年11月号健康づくりかわら版「健康長寿の鍵はお口の手入れ
!?」 https://www.jpm1960.org/kawara/06/post-28.html

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★ 噛む筋トレ(※) ★
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顔の筋肉の動きが少ないと感じる方は、意識的に食事中に箸を置
いて噛む回数を増やすことや、口すぼめや舌を動かす運動により
、日常的に口の周りの筋肉を使うようにしてみてはいかがでしょ
うか。「よくかむ」ことは、表情筋のトレーニングにつながりま
す。かむために使う筋肉は咬筋(こうきん)といいしっかり動か
すと、口のまわりにある表情筋(口輪筋、大頬骨筋)に刺激を与
えることができます。実は「かむ」という行為それ自体が、表情
筋の筋トレにつながっているのです。
ゴボウやれんこん、フランスパンなどのかみごたえのある食品を
選ぶのもおすすめです。

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★ 舌の筋トレ(※) ★
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舌は気づかぬうちに衰えています。ご紹介する体操お試しくださ
い。舌がキツイと感じたら運動不足かもしれませんね。

 ※口福体操Ⅱカエルの絵に飛ぶようできますか?絵は協会オリジナル

舌ぐるぐるまわし
口を閉じたまま、舌先を唇・頬と歯の表面との間を大きくなぞる
 上の左奥→上の前歯→上の右奥歯→
 下の右奥→下の前歯→下の左奥歯  次は逆回転を行う各10回。

舌先マッサージ(ほうれい線伸ばし)
口を閉じて、頬の裏側に舌先を当て、できる限り頬を外に突き出
すつもりで上下にマッサージする。ほうれい線を裏側からのばす
片方が終わったら、もう片方を同様にマッサージする。

※「噛む筋トレ」、「舌の筋トレ」を図解したPDFをご用意しています。
  以下のURLよりご覧ください。
  https://www.jpm1960.org/kawara/pdf/202201kawaraban-KofukuTaiso.pdf

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★ 唾液不足と口臭★
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唾液が減ると口の中の細菌が増えて口臭が強くなります。上記の
舌の筋トレや、よく噛むことで唾液の分泌は増えます。

・マスクの下ではうっかり口が開いてしまい口呼吸になると口が
 乾きます。口呼吸にならないよう注意が必要です。
・マスク下ではのどの渇きに気づきにくく脱水していると唾液の
 分泌量が減ります。水分補給をしましょう。
・ストレス状態がつづくと唾液の分泌量は減ります。リラックス!
・薬の副作用で唾液の分泌が減少するものがあります。

口臭は、揮発性硫黄化合物のガスです。
第1の原因は歯周病やむし歯です。必要な治療はお早めに。
第2に舌苔(ゼッタイ)は、1日1回やさしく取り除きましょう。

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★ 最後に・・・ ★ 喋って、歌って、笑って、たくさん驚く
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大変な時期ではありますが、喋って笑って驚いたり、時には泣い
たりして、いろいろなことに興味を持って行動しましょう。
喜怒哀楽が表情を豊かにし、若さを保つ大事な要素です。
たまには、一人大きな声で歌うのもよいかもしれません。
意識的に口角を上げ、口と顔の筋肉をしっかり使って持ち上げて
前を向き、今年1年頑張ってまいりましょう。

 

今回の記事は次の資料を引用・参考にして作成いたしました。

e-ヘルスネット > 歯・口腔の健康 > 口臭 > 口臭の原因・実態
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-07-001.html
                           以上